◇上司に相談する前に
誰かに話す前に、ちょっとご自身を振り返り、本当はどうしたいのか、自分の気持ちを確かめておきましょう。あせる気持ちを少し抑えて。
日ごろから信頼できる先輩、同期の方などおられませんか?ご自身の会社のなかで、病気休職した人の前例など、ちょっとした情報でも後で役立つこともあります。
Social skills & Tips
次のような時は、病気での休職を考えましょう。
病気休職は通院+治療が基本です。通院しないと体調面の不安が残るだけではなく、復職の手続きが進まない、傷病手当金がもらえないなど後でかなり困ることになります。休職の診断書だけあればいいという誤解は意外に多いので注意しましょう。
病気で休むと会社に伝える前に、
何か月までは休めるのかなど調べられればさらにいいでしょうが、あまり無理をなさらないでください。できそうなことからやってみましょう。
お休みの期間をどれくらいにしていいかわからない時は、3カ月の休職をお勧めしています。
復職する時のことを考えますと、休職期間は少し長めにとっておくのが有利です。
休職期間を終える時は、復職後どういう風に働くかを会社と事前に相談しておく必要があります。
復職前の1ヶ月半は、出勤練習などの復職訓練を行ないながら、こうした調整を進めることになります。あわててしまわないように、最初に休職の期間を少し長めにとって余裕を持つことが大切です。
会社それぞれのご事情もあり、また、実際に2週間くらい年休を取るだけで回復することもありますから一概には言えませんが、休職期間は3ヶ月と思っておくとゆとりが出ます。
誰かに話す前に、ちょっとご自身を振り返り、本当はどうしたいのか、自分の気持ちを確かめておきましょう。あせる気持ちを少し抑えて。
日ごろから信頼できる先輩、同期の方などおられませんか?ご自身の会社のなかで、病気休職した人の前例など、ちょっとした情報でも後で役立つこともあります。
休職とその後の復職について、職場の中で相談と連絡の相手になりそうな方をリストにしてみます。
会社によって違いがあるので参考程度と考えてください。
傷病手当金について、クリニックにお越しいただいて行う手続きについても書いてあります。